ブロッサムズ『グレンロッシー1992 ホグスヘッド』 ~角の取れた柔らかで落ち着きのある味わい
グレンロッシー1992はホグスヘッドの26年熟成で、シングルカスクのカスクストレングスボトリングです。香りはべっこう飴、麦汁の様な穀物の甘いアロマにレモンメレンゲ、クリームソーダが続きます。瓜系のアロマも感じられ、ゆっくりとハチミツが全体を包み込んで行きます。口当たりはソフトで、青い果肉のメロンの味わいにレモンパイのほんのり酸味を含んだクリームや日に焼けたオークが混ざり合います。フィニッシュにかけてグレープフルーツや茶葉の渋みが加わり、全体を引き締めてくれます。
角の取れた柔らかで落ち着きのある味わいに26年という長い熟成期間が感じられるシングルカスクです。
ボトラーズからリリースされるグレンロッシーは少ないですが、1992年は良質なカスクが多いことで知られ、当たり年としての呼び声も高いヴィンテージです。グレンロッシー特有のメロンフレーバーが楽しめる貴重なカスクですので、ぜひお見逃しなく。
ブロッサムズ:熟成を重ねることでしか堪能できない香りと奥深い味わいで、多くのウイスキーファンを魅了してやまない長期熟成ウイスキーをシングルカスク、カスクストレングスでボトリングしたウィスク・イーのオリジナルシリーズ。ラベルにはウイスキーと同じく長い月日をかけて開花し、香りと色で人々を魅了する「花」を配しています。
ホグスヘッドNo.3475 蒸溜:1992年11月18日香り:べっこう飴、麦汁、レモンメレンゲ、クリームソーダ、瓜、ハチミツ
味:青い果肉のメロン、レモンパイ、日に焼けたオーク、グレープフルーツ、茶葉