マノックモア蒸溜所:グレンロッシー蒸溜所の姉妹蒸溜所で、1971年に設立。つくられるウイスキーのそのほとんどはブレンデッドウイスキー向けのため、市場に流通するシングルモルトは極わずかです。
マノックモア2008は日本向けシングルカスクで、ホグスヘッドで12年熟成し、カスクストレングスでボトリングしました。
色は輝きのあるゴールド。香りはバニラキャラメル、ハチミツ、リンゴ、蜜蝋、モルト、微かにミント。味わいはライトで、ジューシーなリンゴにハチミツが絡み合い、アプリコットシロップ、ホワイトペッパーが加わります。フィニッシュにバニラウエハース、キャラメルの甘みが広がります。
軽やかな酒質にバニラキャラメル、リンゴの風味がきれいに広がるシングルカスク。流通の絶対数はまだまだ少ないものの、徐々にボトラーズからのリリースが増え始め注目を集め始めている蒸溜所です。ぜひこの機会にお楽しみください。
ダンカンテイラーは1938年設立のスコットランド・ハントリーのインディペンデントボトラーです。
『ダイメンションズシリーズ』はシングルモルトの様々な個性を柔軟に表現した同社のメインシリーズで、ウイスキーを最高のコンディションまで引き上げてから世に送り出すという、同社の長年にわたるボトラーとしてのノウハウが余すことなく詰め込まれています。

ホグスヘッドNo.11115699　蒸溜：2008年11月　瓶詰：2020年12月
色：輝きのあるゴールド
香り：バニラキャラメル、ハチミツ、リンゴ、蜜蝋、モルト、微かにミント
味：リンゴ、ハチミツ、アプリコットシロップ、ホワイトペッパー、バニラウエハース、キャラメル