今回は当社オリジナルウイスキーのシリーズ、「ザ・ポスター」の第6弾、インチガワー蒸留所　2009　13年熟成＆「ザ・バニラ」の第5弾、グレンマレイ蒸留所の2007 14年熟成をご紹介いたします。

 

このシリーズ「ザ・ポスター」は、19世紀から20世紀にかけて描かれた様々なポスター（絵画）をラベルのモチーフにしたシリーズです。ザ・ポスターシリーズは、これまでスリーリバーズオリジナルボトルでは無かったアイラモルト以外の地域のヤングモルトにフォーカスしたシリーズとなります。今回はアドルフ・ホーヘンシュタインの作品で、彼はロシア出身のドイツ人で、1879年からイタリアのミラノを拠点に舞台や衣装デザイン、公演のポスターに加えて各企業の広告をデザインしたポスター美術界を代表する画家です。第6弾のインチガワー2009は、香りはフローラル、ハニー、バニラ、紅茶、奥に僅かなスモークや干し草、ボディは香ばしいモルト、バニリンな甘み、綺麗なスモーク、フィニッシュまでスモークが続きます。フローラルやバニリンな甘みに綺麗なスモークがゆっくりとのってきて、心地よいフィニッシュまで展開を存分に楽しめます！

 

今までにリリースした「ザ・パフューム」や「ザ・ソープ」シリーズにつながる「ザ・バニラ」の第5弾、グレンマレイ蒸留所の2007 14年熟成をご紹介いたします。この「ザ・バニラ」はウイスキーをテイスティングして感じたその味の特徴であるバニラやソフトクリームをイメージしてシリーズ名及びラベルデザインを考えました。「ザ・パフューム」や「ザ・ソープ」がウイスキーの香りの要素のひとつである香水や石鹸の香り及びテイストから名付けたシリーズであるように、今回のグレンマレイ2007も香りはバニラやレモンバーム、綺麗なフローラル、香ばしいアーモンド、封空けから少し時間が経過するとどんどん開いてきます！ボディは暖かい甘さが拡がり、香ばしいウエハースのクリームサンドでクリーミー、フィニッシュはレモンピールやクローブなどビターに続きます。もうすぐそこまで来ている夏のラベルがハマります！ラベルデザインはシリーズ名をそのまま表し、過去のリリースと同様にソフトクリームを舐める魅惑的な女性を描きました。他のモルトと同じ大麦と水を原料に、同じ製法で作られるウイスキーがどうしてこんな特異な個性を生み出すのか、そんなウイスキーの神秘に思いをはせながら飲んでみてください。