シークレットスペイサイド2008　バーボンバレルは現在も昔ながらの直火蒸溜を行っていることで知られるスペイサイドのある家族経営蒸溜所のシングルモルトです。12年熟成のファーストフィルバーボンバレルのスモールバッチ（2樽をヴァッティング）で、カスクストレングスボトリングです。

色は落ち着きのあるゴールド。香りはバニラクリームとハチミツのアロマを軸にオーク、ビスケット、バタースコッチが加わります。味わいはハチミツとバニラの甘味に洋梨やりんごを感じるフルーティさが混ざり合い、ホワイトペッパー、オークがアクセントに加わります。バニラの甘みがフィニッシュまで続き、心地よい余韻が続きます。

「ファーストフィル」のため、樽由来の要素がウイスキーに与える影響の強く、バーボンバレル由来のバニラやハチミツの風味が豊かに広がる1本です。

この家族経営の蒸溜所はシェリー樽熟成に比重を置いていることで知られています。バーボンバレル熟成タイプは出会いの機会が少なく限られますので、ぜひこの機会をお見逃しなく。

※瓶詰年は2022年ですが、樽から払出しは2021年のため、熟成年数は12年になります。

バーボンバレルNo.28 & 29　蒸溜：2008年　瓶詰：2022年 （樽からの払出し2021年）
色：落ち着きのあるゴールド
香り：バニラクリーム、ハチミツ、オーク、ビスケット、バタースコッチ
味：ハチミツ、バニラ、洋梨、りんご、ホワイトペッパー、ナツメグ、オーク