スペイサイドのロセス川のほとりにあるBB＆Rと関係の深い蒸溜所のシングルモルトで、21年のシングルカスク、カスクストレングスでボトリング。

香りは蜂蜜、新鮮な果物、お菓子用スパイス、バニラという典型的なスペイサイドのアロマに始まり、リンゴや洋梨、そして再び蜂蜜といった生き生きとした味わいが口いっぱいに広がります。

フィニッシュにかけてはシナモン、クローブが心地よく香る、まさにお手本のようなスペイサイド・シングルモルトです。

フィルホグスヘッドの23年熟成で、シングルカスク、カスクストレングスでボトリング。香りは熟した洋梨、蜂蜜をかけたパンケーキ、華やかなバニラオレンジクリーム、香ばしいアーモンドが広がります。柔らかな口あたりで、味わいはパイナップルや黄桃といった熟成したグレンエルギンらしい黄色いフルーツのフレーバーを中心に蜂蜜、ショートブレッド、温かみのあるショウガが混ざり合い、フィニッシュにバニラ、オークが加わります。

長期熟成によってフルーツの味わいが開花したグレンエルギンのシングルカスクです。