南国フルーツトピートの共演 ダイメンションズ「ハイランドパーク2003 16年」
ダンカンテイラー『ダイメンションズシリーズ』はシングルモルトの様々な個性を柔軟に表現した同社のメインシリーズ。
個々のウイスキーに眠っているポテンシャルを最大限に引き出すため、シングルカスク・カスクストレングスでそのままボトリングすることはもちろん、時には数樽をバッティング・加水して落ち着かせてからボトリングするなど、ウイスキーを最高のコンディションまで引き上げてから世に送り出すという、同社の長年にわたるボトラーとしてのノウハウが余すことなく詰め込まれています。今回は同シリーズの新商品をご案内致します。
ハイランドパーク2003は、日本向けシングルカスクで、オーク樽の16年熟成。カスクストレングスでボトリングしました。
色はシャイニングイエロー。グラスに注ぐと、香りから期待させてくれる、フルーツとピートの共演。
口に含むと、完熟パパイヤ、瑞々しいグレープフルーツ、オレンジに加え、心地よいピート感が口の中いっぱいに広がります。フィニッシュは非常に長く、ピリッとしたジンジャービスケットのフレーバーが寄り添います。
この樽に出会えたことを感謝したいほど、本当に素晴らしいクオリティのハイランドパークです。
ぜひこの機会にお楽しみください。
蒸溜:2003年5月 瓶詰:2019年6月
色:シャイニングイエロー
香り:パパイヤ、ピート、干し草、グレープフルーツ、青リンゴ、ハッカ
味:グレープフルーツの綿、ピート、ジンジャー、石鹸、マラスキーノチェリー、オレンジジュース