スペイサイド,ウィスキ,シングルモルト販売

シングルモルト：蒸留所別＞スペイサイド・モルト

スコットランド東側に流れるスペイ川流域の蒸留所。全体の約半数51の蒸留所が集まるスコッチのメッカ。最上のモルト生産地域とされる。だから厳密に言うとスペイサイド川流域とは呼べない所でも、スペイサイドモルトを名のってきた。今日ではスペイ川とその東西を流れるデブロン川、ロッシー川の３つの流域にある蒸留所を、便宜的にスペイサイドモルトと呼んでいる。
スペイサイドモルがモルトウイスキーの一大生産地となり得たのには、いくつかの理由が考えられる。まず第一に原料となる大麦の生産地であったことと、ウイスキー作りには非常に大切な良質な水に恵まれていたこと、そして清涼な空気が熟成に適していたからである。
もとは密造酒のメッカであり、ハイランドの落武者たちが追手を逃れてこのスペイサイドで細々と農業を営みながらつくったのがスペイサイドモルトの原点。