イタリアの神秘のオードヴィーの作り手 カポヴィッラ 最高のグラッパ&フルーツブランデー

トップページ > イタリアの神秘のオードヴィーの作り手 カポヴィッラ 最高のグラッパ&フルーツブランデー


投稿日時2017/11/15の新着情報になります。(古いページは在庫お問い合わせください)

イタリアの蒸留酒の造り手、ヴィットリオ・カポヴィッラ氏をご紹介いたします。


その蒸留所には看板も無く、もちろんウェブサイトも通信販売もやっていません。「私の造ったお酒が欲しいなら、ここまで来てください」、と語るカポヴィッラ氏。

彼は偉大なる蒸留酒の造り手であるだけではなく、偉大なる果物の造り手でもあるのです。

かれはもともと、ワインの醸造機械関係の仕事をしており、オーストリア、ドイツなどを回っていました。
その際には、現地の小さな蒸留所を訪問する機会も多くありました。

ドイツやオーストリアには、小さい自家生産を含めた蒸留所が数万ヶ所もあるのに対して、イタリアは僅か100ヶ所ほど。
そんな状況から、彼の蒸留の対する情熱はしだいに高まり、ついに1986年、オーストリアの職人にオーダーメイドで蒸留器を作らせ、珍しい「湯煎」式の蒸留設備が出来あがりました。

2回蒸留を行うことで、一番大切である、デリケートなフルーツのアロマを引き出すことに成功。果物が完熟して、その個性が一番出る時期にのみ収穫することを最も重要とし、完熟した果物を圧搾して、何も加えることなく自然のままで発酵させます。

酵母は果物自身が持っている自然のものを使い、蒸留には自然の純粋なマザーウォーターを使用。湯煎は100度を僅かに越えない温度でおこないます。それより高い温度で蒸留すると、早くそしてコストを抑えることが出来るのですが、彼にとって一番大切な果物のアロマが蒸留と同時に気化してしまい、理想とするブランデーを造ることは出来ません。

さらに2回目は冷めてから、100度より低い温度でじっくり再蒸留させるのです。

皆様、ここまで手の込んだ製法で造り出される、ブランデーが今までにあったでしょうか?

著名なシャンパンハウスであるビルカールサルモン社とジョイントしたブランデーや、カリブ海に浮かぶフランスの海外県グァドループのマリーガラント島にあるビエール蒸留所とジョイントしたラムもラインナップしていますが、特にフルーツブランデーはどれも果物の風味がそのまま生かされており、感動を呼ぶオードヴィーです。

厳格に管理された自家栽培果物や、契約農家から買い付ける最高級の品種のみを使用しており、品質に満足がいかなければ、その年の蒸留を行わないほどの徹底ぶりです

なかなかフルーツブランデーといっても、経験が無い方が多いとは思いますが・・・
(一番有名な洋梨 ポワールウィリアムスは色々なメーカーから出ているので、、他のフルーツブランデーよりは目にする機会はあると思いますが・・)

ジャンポール・メッテのオードヴィーをお好みの方にも、是非一度味わって頂きたい カポヴィッラのフルーツブランデー。

フルーツブランデーがちょっとチャレンジ・・・という方は、飲み慣れているグラッパで一度お試しください
(マールのように樽のリッチなテイストをお探しの方は 木樽熟成のグラッパがおすすめ)


カポヴィッラのオードヴィーは こちらからご覧ください


フルーツブランデーの帝王とまで言われたカポヴィラ氏のラムもご紹介します


RHUM PMG (PURE MARIE GALANTE) 「LIBERATION 2010」(3年熟成) 10,980円(税込)


<テイスティングノート>
レーズンやプルーンなどのドライフルーツ、シナモンの香り、
良質なアルコールと黒砂糖に少しの柑橘系の酸味。全くストレスが無い湯煎式蒸留のアグリコールラム!

この3年熟成ラムは、マリーガラント島のビエール蒸留所で生産されたホワイトラム(PMG)を、3年間木樽にて熟成したものです。
カリブ海に浮かぶフランスの海外県グァドループのマリーガラント島にあるビエール蒸留所で生産されたホワイトラム(PMG)は、その生産の全てにカポヴィッラ氏が携わり、技術指導を行ないながら生まれました。