このブログは旧ブログです。2020年6月1日から新ブログに移行しています
このブログは旧ブログです 2020年6月1日から新ブログに移行します。詳細はこちら
トップページ > キングスバリーSILVERからリンクウッド20年限定リリース!
勢いに乗っているボトラーと言っても過言ではないキングスバリーより、今月も注目したいボトルが発売されました。
加水バージョンであるシルバーレンジからのリリースですが、なんとわずかに113本しか生産数がないという稀少なボトルとなりました。
1800年代前半に操業を開始した後は、スペイサイドを代表する蒸留所の一つとして高く評価されていますが、意外なことにオフィシャルボトルはあまり発売されておらず、ほとんどがボトラーズからのリリースとなっています。
中でも多くの方が思い浮かべるのがシェリー樽熟成によるラインアップを長年安定して供給してきたゴードン&マクファイルではないでしょうか。
リンクウッドと言えばシェリー樽熟成というイメージがつきそうなほど、安定したレベルと豊富なレンジを発売し続けています。
今回のボトルはそのイメージとはまた正反対の仕上がりで、キングスバリーの世界観が良く表現されています。
柔らかく品のある味わいは共通ですが、どこか凛とした硬質な要素を奥底に秘めた、思いのほか複雑なウイスキーになっているところが面白く、キングスバリーによってリンクウッドの本質がさらけ出されたような気がしてしまいます。
白鳥が蒸留所のシンボルと言われ、どこか優美で正統派モルトのイメージを持たれていますが、なかなかどうして優等生ではない、奥の深い内面を見せられます。
今回は総生産数がわずかに113本。この20年という熟成期間で加水とはいえ買いでしょう!
<6月9日(土)から出荷予定>
◆リンクウッド1997_20年_46%/キングスバリーSILVER 12,870円(税別) 13,900円(税込)
タグ:リンクウッド